Journal of Infectionから、
Risk at mass-gathering events and the usefulness of complementary events during COVID-19 pandemic
(新型コロナ流行下において大規模に人が集まるイベントでのコロナ感染者存在確率)
という論文が発表、合わせて、アプリも共有されました。
研究成果
本編はこちらhttps://www.journalofinfection.com/article/S0163-4453(20)30759-3/fulltext
「確率」の分野で学習する余事象の概念と、新型コロナウイルス感染症に関してこれまでにわかっている疫学や臨床の情報を組み合わせることで、
多くの人が集まる場面において、何%の確率でそこに感染者がいて、何人くらいの感染者がいると予想されるのかを、地域の1日あたり陽性者数の情報にもとづいて算出する統計モデル
を構築
さらにこれを誰でも簡単に用いることのできるよう、ウェブブラウザ上で計算できる仕組みを実装
確率予測
実際の計算はこちら
https://yukifuruse.shinyapps.io/covid_eventrisk_jp/
入力画面ですが、

例えばこんな感じで、イベント=職場の同じフロアの人、と読み替えることで簡単に予測ができます。
自社でコロナ感染者が出たのは完全に予測できなかった不幸な事象なのか、起こることがある程度わかっていたことなのか・・
緊急事態宣言が出る出ない問題もありますが、感染リスクの目安として、活用できそうです。