Yahoo!検索広告が便利になる話

この記事は約4分で読めます。

GKT、Googleリスティング広告に対し劣ると評価されてきたYSS、Yahoo!リスティング広告。
ともすれば、Search Ads360導入で一括管理でいいのではないか(結果Googleに予算が寄っても仕方ないのではないか)、そもそもYahoo!できてる人って全体の何%だろう、など、疑問視されがちではあるのですが、Yahoo!アプリユーザーにはiOS利用者が多かったり、Yahoo!ユーザーのほうが購入しやすい商材があったりなど、日本においては決して軽視できない存在です。

そんなYahoo!スポンサードサーチ、アップデートポイントをまとめました。

これまでのアップデート

ロードマップ

自動入札タイプ「ページ最上部掲載」

検索結果画面の最上部に目標とする割合で広告が表示されるよう入札価格を調整する機能です。
例えば、「ページ最上部」のインプレッションシェアの目標を80%に設定した場合、広告がページ最上部に表示される可能性があった合計回数のうち80%を達成できるように入札価格を自動的に調整するものです。

残りの20%については2位になる、とも限らないのです。
上限CPCをコントロールしつつ目標を立てることでコスト効率もみていくことが必要になっています。

検索連動型ブランディング広告

検索キーワードに連動して検索結果の広告掲載位置の最上部にバナー広告を掲載するものです。
昔のPSD、プレミアムサーチディスプレイと似た掲載イメージになります。

検索キーワードに連動したバナー、オーガニック検索結果への画像付与など、視認性向上といいますか競合の視認性低下・画面占有率引き上げに寄与します。

クリック課金ではなく月額定額です。
やる、やらないは(そもそも指名検索でリスティング広告を出す意味も含めて)よく議論に上がるところですが、競合が自社指名KWで入札してきている=競合流出がかなりの確率で起こりうる場合で、かつ自社指名KWの掲載順位がぶれる・CPCが時々上がるような場合には、その抑止力として有効です。
やらなかった場合の損失は計算できるので、COSTを割ってCPC計算するなりCVRをかけてCPA計算するなりすれば判断できるかと思います。

レスポンシブ検索広告(RAS)

入稿された内容から、配信時に自動で最適な組み合わせを選択し広告掲載するものです。

最大15本のタイトル、4本の説明文から組み合わせで掲載されます。
成果は組み合わせではなくそれぞれでしか出てこないのですが、訴求軸をベースに新しいものを追加する・悪いものを入れ替えるという基本方針と、良いものの表現を洗練させる方向性をステップで実施していくと成果は改善し続けます。

またRSA導入により成果改善が報告されてる事例は多数ありますが、そのキーワードは今まで拾えていなかったのか、新しく拾えたキーワードやCTR上昇は狙っているターゲットと合っているのかなど精査する必要があります。濃い層を狙いたいのか、薄くても広げていきたいのかなど、サイトコンテンツにもよるのですが、マーケティング戦略と合致するかどうかは見極めるべきです。

が、デジタル戦術レイヤーの話としては、まずは導入してみてからかんがえる、トライ&エラーがおすすめです。

自動入札タイプ「広告費用対効果の目標値」のアップデート

CPA最適化とCV最大化について自動入札タイプの変更を必要としない設定が可能となり、よりシンプルな自動入札タイプに変更されました。学習の崩れが小さくなります(といいますか、再学習の手間が改善されます)。

今後のアップデート

新指標として品質インデックスを追加

GoogleAdsでは当たり前のように見えている、広告の関連性及びランディングページの利便性という指標が追加されます。
これにより、品質インデックスの改善方向性がより具体的に検討可能です。

シーズナルの自動入札

通常とは違うコンバージョンの動きが想定されるセールやイベントの期間を事前に登録することで、そのタイミングでの入札価格を自動で調整可能となります。

これまでは、たとえそれが土日祝日であったとしても手動設定が必要でした・・。
それをスケジュール登録できるようになる、という機能です。いずれにせよ設定がうまくいっているか確認したくなる気がしますが・・